検索順位が上がらない17の原因と対策【2026年】SEOで順位を上げる手順

検索順位が上がらない原因は様々です。しかし、全ての原因を考慮して対策するのは無謀です。

でも安心してください。実は、あなたのサイトで検索順位が上がらない真の原因は「今の順位」でほぼ絞れます。

 

圏外なのか、11〜30位なのか、5〜10位なのかで、見る場所も直す場所も違います。

この記事では、17つの主要な原因を解説し、その症状の見つけ方から直し方まで書きます。

 

先に言っておくと、直して順位が動く確率が最も高いのは、5〜10位で止まっている記事です。

当社サイトにおいて自社サイトのサーチコンソールで実測したところ、4位以内はツールの予測どおりにアクセスが来ていましたが、5〜10位は予測の5分の1しか来ていませんでした(2026年5月31日〜8月29日の90日間)。5〜10位の記事を最上位に押し上げるのが、一番結果が出やすく、かつ費用対効果も高いです。

この記事を読むメリットは以下の通りです。

  • サーチコンソールで、自分の記事がどの位置にいるかが3分で分かります
  • 17の原因が、位置ごとに症状・原因・直し方の形で分かります
  • 順位別のクリック率と、無料ツールの予測がどれだけ外れるかが分かります
  • 効果が出るまでの期間と、待つ間にやることが分かります

当社(株式会社単刀直入)はSEO代行を提供している会社です。自社でも収益用・実験用に10つ以上のサイトを運営しており、どれもWordPressを用いてます。

まず、サーチコンソールで今の位置を確かめる

原因を探す前に、狙ったキーワードで自分の記事が何位にいるかを、サーチコンソールで確かめます。位置が分かれば、17の原因のうち見るべきものが3〜5個に絞れます。

順位チェックツールで見た順位でも構いませんが、サーチコンソールの数字はGoogleが実際に表示した結果の平均なので、ここを基準にします。

検索パフォーマンスで平均掲載順位を見る

まず使い方を。サーチコンソールを開き、「検索パフォーマンス」→「クエリ」で狙ったキーワードを探し、「平均掲載順位」の列を見ます。

言葉の定義は人により異なります。が、ここではGoogleの検索パフォーマンスレポートの説明を定義とします。

  • 平均掲載順位=「検索結果におけるサイトの最上位の平均掲載順位」
  • CTR=「クリック数をインプレッション数で割った値」

なお期間は初期設定の「過去3か月」のままで構いません。直近1週間だけを見ると、ブレが大きくなり判断を誤ります。週ごとの表示に切り替えると、ブレが平均化されるのでより効果的な対策ができます。

 

見るのは3つの数字です。

  1. 表示回数
  2. クリック数
  3. 平均掲載順位

位置で原因が分かれる

平均掲載順位を、次の4つの順位帯に当てはめてください。順位帯ごとに、先に見る場所と主な原因が違います。

今の位置 状態 主な原因 先に見る場所
表示回数がゼロ・圏外 Googleに載っていない ①〜④(インデックス・重複・カニバリ・新しいサイト) URL検査・ページのインデックス登録レポート
11〜30位 載っているが2ページ目以降 ⑤〜⑭(競合・形・検索意図・網羅性・独自性・E-E-A-T・リンク・表示速度) 検索結果の1ページ目
5〜10位 1ページ目の下 ⑨⑩⑮⑯(上位との差・独自性・タイトル・鮮度) 上位5本との差
1〜4位から下がった 上位にいたのに落ちた ⑰(アップデート・競合のリライト・ペナルティ) アップデート履歴・手動による対策

30位より下の順位にある記事は、11〜30位と同様に対処します。原因が重なることもあるので、帯の中では番号順に確かめてください。

表示回数がゼロなら、記事ではなく設定を見る

そもそも表示回数がゼロのキーワードは、順位が低いのではなく、Googleがそのページを検索結果に出していません。この状態で記事を書き直しても順位は付きません。

Googleの検索の仕組みの説明にもあるように、検索結果に出るまでには

  1. クロール(Googleがサイトを巡回)
  2. インデックス登録(記事を検索に載せる許可)
  3. 検索結果への表示

の3段階に分かれています。

なお仮にインデックスに登録されても

  • 検索語と関連していない場合
  • 品質が低い場合
  • robotsのmetaで表示が禁止されている場合

には表示されません。

サーチコンソールの「URL検査」にそのページのURLを入れて、「URLはGoogleに登録されています」と出るかを見てください。出なければ、次の章の①〜④が原因です。

検索順位が上がらない17の原因と直し方

原因は17あります。位置ごとに分けて、症状・原因・直し方の順で書きます。

順位圏外=記事ではなく設定に原因がある

① Googleにページが見つかっていない

症状:URL検査で「URLがGoogleに登録されていません」と出て、理由が「検出 – インデックス未登録」か「クロール済み – インデックス未登録」になっている

原因:Googleがそのページに辿り着けていないか、辿り着いたのに登録する価値がないと判断したかのどちらかです。新しいページは、既知のページからのリンクとサイトマップで見つかります。どこからもリンクされていない記事は、見つかるまでに時間がかかります。

 

直し方は4つです。

  1. robots.txtでそのページのクロールをブロックしていないかを確かめる
  2. XMLサイトマップをサーチコンソールに送る
  3. 既存の記事から本文中にリンクを1本張る
  4. URL検査から「インデックス登録をリクエスト」する

これでも登録されないなら、次の②か、ページの中身が薄すぎる状態です。

② noindex・canonical・重複で登録されていない

症状:URL検査で「インデックス登録を許可?」が「いいえ」になっているか、「重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません」と出ることです。

原因:設定です。3つあります。

  1. 制作中に付けたnoindexが残っている
  2. SEOプラグインとテーマの両方がcanonicalを出していて、別のURLを指している
  3. http・https・wwwあり・なしが混在している

 

直し方は、WordPressなら表示設定のインデックスを拒否するチェックを外し、ページのソースでcanonicalが自分のURLを指しているかを確認し、httpsの1つへ301リダイレクトで統一することです。手順はWordPressのSEO対策【初心者向け】最初にやる設定8つ・おすすめプラグイン・テーマの選び方に書いています。

③ 同じキーワードの記事が複数ある

症状:サーチコンソールでそのキーワードの「ページ」を見ると、2つ以上のURLが表示回数を分け合っていて、どちらも順位が低いことです。

原因:似た記事を2本以上書いたことです。Googleにはサイト多様性システムがあり、1つのサイトが上位の結果を独占しないように、同じサイトから表示するページ数を絞っています。2本書いても、露出が2倍になることはありません。

直し方は、1本に統合して、残す側に301リダイレクトすることです。統合が難しいなら、一方のタイトルと冒頭を別の検索語に書き換えて、狙いを分けます。

④ サイトを作ったばかりで評価が溜まっていない

症状:①〜③に問題がなく、記事の中身も上位と遜色ないのに、表示回数がほとんど無いことです。公開から3か月以内のサイトでよく起きます。当社による運用によって圧倒的な品質の記事を作ったとしても、3ヶ月以内で上位表示されることはあまりありません。競合が強ければ強いほど上位表示までの期間は伸びません。

原因:時間です。新しいサイトは、Googleがサイト全体を評価する材料をまだ持っていません。当社の目安では、新しいサイトが検索から人を集め始めるまでに半年前後かかります。

 

直し方は、待つ間に関連する記事を増やし、記事どうしを内部リンクでつなぐことです。1本単体で戦わず、同じテーマで5〜10本の束にすることで競合を上回っていきましょう。

11〜30位=検索意図と形が合っていない

⑤ 狙ったキーワードの競合が強すぎる

症状:狙ったキーワードで実際に検索したとき、1ページ目が大手企業・公式サイト・大手メディアで埋まっていることです。

原因:キーワード選びです。検索数が大きい語ほど、資金と記事数のある会社が長年積み上げています。同じ土俵で戦うと、11〜30位で止まります。

 

直し方は、狙う語を1段具体的にすることです。「SEO対策」ではなく「WordPress SEO対策 設定」のように、2語・3語の組み合わせにKWを分割します。検索数は減りますが、1ページ目に入る確率が上がり、問い合わせにつながる度合いも上がります。KW候補の出すために使えるツールは、SEOツールおすすめランキングTOP93【2026年】に書いています。

キーワードの選び方は、SEOキーワード選定のやり方6ステップ【2026年】をご覧ください。

⑥ 検索した人が求める形と、ページの形が違う

症状:1ページ目に並ぶページが比較表・一覧・商品ページ・ツール本体なのに、自分のページが解説記事であることです。逆もあります。

原因:検索語ごとに求められている答えの形が違うことです。1ページ目に並ぶページの形が、その語で求められている形です。形が違うページは、中身が良くても上がりません。

 

直し方は、1ページ目の10本の形を数えて、多数派に合わせることです。「◯◯ おすすめ」で比較記事が8本並ぶなら、比較記事にします。形を変えるのは書き直しに近い作業なので、部分修正で済ませないでください。

⑦ 検索意図とタイトル・冒頭がずれている

症状:狙ったキーワードで表示はされているのにクリックがほとんど無く、順位も上がらないことです。

原因:検索した人が知りたいことと、記事が最初に答えていることのずれです。「検索順位 上がらない」と打つ人はその原因と直し方を知りたいので、冒頭でSEOの定義を説明している記事は読まれません。

 

直し方は、1ページ目の上位5本の見出しを並べて、共通して答えている問いを書き出すことです。その答えを、自分の記事の冒頭に置きます。

⑧ タイトルと見出しに検索語が入っていない

症状:狙ったキーワードがタイトルの後半にしかない、またはh2にひとつも入っていないことです。初歩的なミスですが、記事に時間をかければかけるほど、意外とここが疎かになることがあります。

原因:Googleがそのページを何の記事か判断する材料が弱いことです。タイトルは検索結果の見出しになり、クリックするかどうかの判断材料にもなります。

 

直し方は、タイトルの先頭に検索語を置き、最初のh2にも入れることです。同じ語を何度も繰り返す必要はありません。Googleはタイトルリンクの説明でも、キーワードの乱用を避けるよう書いています。合格の目安は、タイトルの先頭30字を読んだだけで、どの検索語の記事か分かることです。

⑨ 上位の記事にある項目が、自分の記事にない

症状:上位5本のh2・h3を並べたとき、自分の記事に無い項目がいくつも見つかることです。

原因:網羅性です。上位にあって自分に無い項目は、そのまま減点になります。Googleは自己評価の項目に「検索結果に表示された他のページと比較した場合、コンテンツは実質的な価値を提供していますか」を挙げています。

 

直し方は、競合記事にあって自社記事にない無い項目を足すことです。ただし、上位の記事の単なる言い換えを足しても意味はありません。同じ項目を、自分の言葉と自分のデータで書きます。

⑩ 自分のサイトにしかない情報がない

症状:記事の内容が、上位の記事を読めば全部分かることです。

原因:独自性の不足です。Googleの有用で信頼性の高いコンテンツの説明は、自己評価の1つ目に「コンテンツは、独自の情報、レポート、研究または分析の結果を提示しているものですか」を置いています。誰でも書ける記事は、後から出た分だけ不利です。

 

直し方は、独自性を追加することです。

  • 自社で測った数字
  • 自社の事例
  • 公式資料

を自社で分析した上で、その結果を入れることです。他社に出せない数字が1つあるだけで競合差別化になります。

⑪ 著者・運営者が分からない

症状:記事に著者名が無い、会社概要ページが無い、プロフィールに実績が書かれていないことです。

原因:信頼できるかどうかを判断する材料の不足です。Googleは、内容が信頼できることを示す情報として「著者のページへのリンク、サイトの概要ページ」を挙げています。誰が書いたか分からない記事は、同じ内容なら不利になります。

 

直し方は、記事の下に著者ボックスを置き、会社概要ページへリンクすることです。名前だけでは足りません。何をしている人が、どんな経験からこの記事を書いたのかを1〜2行で書きましょう。

⑫ 関連する記事が少なく、内部リンクも届いていない

症状:2つです。

  1. そのテーマの記事がサイトに1〜2本しかないこと
  2. その記事へのリンクが、サイドバーや関連記事の枠にしか無いこと

原因:サイトとしてそのテーマに詳しいという評価が無いことと、ページの重要度を判断する材料が無いことです。Googleはリンクの説明で、関心のあるすべてのページに、同じサイト上の少なくとも1つ以上の別のページからのリンクがあることを推奨しています。

 

直し方は、同じテーマで読者が次に検索する語の記事を書き、本文の中から相互にリンクすることです。アンカーはリンク先の記事タイトルにします。「こちら」「詳細」は、リンク先が何か伝わらないので使いません。当社のSEOの記事も、費用相場・ツール・WordPressの設定・順位と、テーマを束にして増やしています。内部リンクの設計と内部対策の20項目は、SEO内部対策とは?やるべき20項目チェックリストと優先順位【2026年】をご覧ください。

⑬ ページの表示が遅い・スマホで見づらい

PageSpeed Insightsの公式サイト

症状:PageSpeed Insightsで携帯電話のスコアが低く、Largest Contentful Paint(最大の要素が表示されるまでの時間)が2.5秒を超えていることです。サーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」でも確認できます。

原因:画像・プラグイン・サーバーのどれかです。Googleは、Core Web Vitalsをコアランキングシステムが順位を決める際に考慮する要素の1つに挙げています。またGoogleはスマートフォン版のページを見て順位を決めるので、スマホで読みづらいページは不利になります。

 

直し方:画像を圧縮してWebPに変換する、使っていないプラグインを消す、サーバーのPHPを新しくすることです。順に1つずつ直して、そのたびにPageSpeed Insightsで測り直します。WordPressでの手順は、WordPressのSEO対策【初心者向け】最初にやる設定8つ・おすすめプラグイン・テーマの選び方に書いています。

⑭ 被リンクが少ない

症状:競合の上位ページが他のサイトからリンクされていて、自分のページにはリンクがゼロなことです。

原因:外部からの評価の不足です。競合が強い語ほど、被リンクの差がそのまま順位の差になります。

 

直し方は、引用される記事を書くことです。自分で測った数字や一次情報は、他のサイトが出典として引きやすいので、被リンク獲得につながります。ただし、リンクを買う方法は、後の章のとおり逆効果になります。被リンクの増やし方は、被リンクとは?SEO効果と良質な被リンクの増やし方4手順【2026年】をご覧ください。

5〜10位=クリックされていない

⑮ タイトルが検索語から離れている

症状:平均掲載順位が5〜10位で、クリック率が数%以下にとどまっていることです。なお当社の実測では、この帯の平均は1.0%でした。1位だと10%超えてくることもあるので、同じ検索数でも問い合わせにつながる母数が10倍異なってきます。

原因:1ページ目に出ているのにクリックされていないことです。5〜10位は画面の下に押されているので、タイトルが検索語そのものでないと目に入りません。

 

直し方は、タイトルの先頭を検索語に寄せ、descriptionの1文目に記事の答えを書くことです。Googleはスニペットの説明で、ページ上のコンテンツから取得できる情報よりも正確にページを説明できると判断した場合に、descriptionを検索結果の説明文に使うことがあると書いています。

⑯ 情報が古い

症状:長く手を入れていない記事が、じわじわ順位を落としていることです。当社は1年以上更新していない記事は更新対象にしています。

原因:上位の記事が更新され、相対的に古くなったことです。料金・制度・ツールの機能は1年で変わります。

 

直し方は、古い数字を今の数字に直し、無くなった項目を消すことです。更新日を新しくするのは、中身を直したときだけにします。日付だけを変えても、Googleは中身を見ているので意味がありません。当社の自社メディア(このサイトとは別)では、直近28日間の検索クリックの8割を、今年より前に公開した記事が生んでいます。どの記事もすべて1年以内に更新しています。常に更新し続けキャッチアップすることが必要です。

1〜4位から落ちたとき=外の変化を疑う

⑰ アルゴリズム更新・競合のリライト・ペナルティ

症状:記事に手を入れていないのに順位が急に動いたことです。

原因:「Googleのコアアップデート、上位に入った競合のリライト、ペナルティ」のどれかです。

 

直し方は、順に確かめることです。

  1. Googleが公開しているランキングアルゴリズムのアップデート履歴で、下がった時期と重なっていないかを見ます。Googleは、比較はアップデートの完了から1週間以上待ってから行い、下がり幅が小さい(2位から4位)なら抜本的な対策は要らず、大きい(4位から29位)ならサイト全体を見直すよう書いています
  2. 自分の順位が下がった日に、上に入った記事を開いて更新日を見ます。競合が直しただけなら、こちらも⑨「上位の記事にある項目が、自分の記事にない」の手順で足します
  3. サーチコンソールの「手動による対策」を見ます。Googleはスパムに関するポリシーで、ポリシーに違反しているサイトは掲載順位が下がったり、まったく表示されなかったりすることがあると書いています。ここに何も出ていなければ、ペナルティではありません

5〜10位のクリック率は1.0%、1〜4位の7分の1

順位を上げる作業で最初に手を付けるのは、5〜10位で止まっている記事です。この帯は、Googleに評価されて1ページ目に入っているのに、ほとんどクリックされず、もったいないからです。

順位別のクリック率は、1位だけが突出する

検索結果のクリック率は、1位が飛び抜けて高く、5位以下で急に落ちます。海外の調査会社First Page Sageが公開している順位別クリック率は、1位39.8%、2位18.7%、3位10.2%、4位7.2%、5位5.1%で、6位以下は4.4%から1.6%です。

ただし、この数字は、多くのサイトを合わせた推計値に過ぎません。KWやサイト設計、業務・業種によっても変わります。

一番信頼できるのは、自分のサイトの実数です。サーチコンソールで測れます。

 

ちなみに当社のサイトで表示が安定している44語を順位帯で分けると、クリック率は1〜4位が7.3%、5〜10位が1.0%でした(2026年5月31日〜8月29日の90日間)。水準は推計値より低いものの、1位から5位にかけて急に落ちる形は同じです。1ページ目に入っていても、5位より下では表示100回に1回しかクリックされないということです。

無料ツールの順位別アクセス予測は、5位以下で5倍過大

無料ツールの「◯位ならこれだけアクセスが来る」という予測は、5位以下では実際の5倍でした。この予測は、その語の推定検索数に順位別のクリック率を掛けて出されています。当社は、狙っている語を1語ずつツールに入れて予測を取り、同じ語のサーチコンソールの実数と突き合わせました。

順位帯 語数 予測の合計 実際の合計 予測÷実際 予測が実際を上回った語 クリック率(予測→実際)
1〜4位 17語 189 160 1.2倍 11/17 7.1%→7.3%
5〜10位 27語 307 59 5.2倍 26/27 3.6%→1.0%

出典:当社運営サイトのサーチコンソール(2026年5月31日〜8月29日の90日間。表示回数が推定検索数の3分の1〜3倍で、平均掲載順位が10位以内の44語)と、無料SEOツールの順位別アクセス予測

 

4位以内は予測どおりに来ています。5〜10位は27語のうち26語で予測を下回り、合計で5分の1でした。予測を信じて「10位に入ったから月100アクセス来るはず」と計算すると、実際は20です。

差が出る理由は、検索結果の画面だと当社は見ています。上にAIによる概要、広告、強調スニペット、「関連する質問」が入ると、5位以下は画面のずっと下にしか表示されません。順位の数字は同じ1ページ目でも、見られる回数がまったく違うわけです。

直す順番は、新規記事より先に5〜10位の既存記事

5〜10位の記事を4位以内に押し上げるのが、同じ手間で最もアクセスが増える作業です。動く幅が大きく、手間も少ないからです。新しい記事を書き足すより、既存の記事を直すほうが、流入は早く増えます。

サーチコンソールの「クエリ」を平均掲載順位で並べ替えて、5〜10位の語を一覧にしてください。それがスタートです。

やることは、順位帯ごとに1つずつ

全部を同時に直すと、何が効いたか分からなくなります。当社がクライアントのサイトと自社のサイトで順位を直すときは、次の5つを順に回しています。道具はサーチコンソールと検索結果だけです。

  1. サーチコンソールの「クエリ」を平均掲載順位で並べ、5〜10位の語を一覧にする
  2. その語で検索し、上位5本のh2・h3を書き出して、自分の記事に無い項目を出す
  3. 無い項目を、自分の数字と事例で足す。タイトルの先頭を検索語に寄せる
  4. URL検査から再クロールを依頼し、4週間待つ
  5. 4週間後に前後の順位とクリック数を比べ、動いていなければ位置の表に戻る

新しい記事を書くのは、この5つを回したあとです。以下、位置ごとに手を入れる場所を書きます。

5〜10位:上位にあって自分にない項目を足す

狙った語で検索し、上位5本のh2・h3を書き出します。自分の記事に無い項目を足し、上位にある数字や具体例より一段具体的な情報を入れます。次に、タイトルの先頭を検索語そのものに直し、descriptionの1文目に記事の答えを書きます。

やらないことも決めておきます。記事全体を書き直さない、見出しの順番を変えない、リード文の結論を変えないことです。この帯の記事はGoogleに評価されている状態なので、評価された部分を壊さすと評価が逆行して1ページ目からはじかれる可能性があります。ですので、情報を追記するのが基本です。

11〜30位:検索意図と形を合わせて書き直す

この帯は、部分修正では動きません。1ページ目の10本を開き、形(解説・比較・一覧・手順)と、冒頭で答えている問いを書き出します。自分の記事と違っていれば、新しく書くつもりで組み直します。

書き直しの軸は2つです。

  1. 1ページ目の多数派の形に合わせること
  2. 冒頭の3行で検索した人の問いに答えること

この2つが合っていない記事に項目だけを足したところで、順位は動きません。

組み直すときの手順(狙う言葉の決め方から構成案・本文・タイトルまで)はSEO記事の書き方7つの手順にまとめています。

圏外:インデックスと内部リンクを先に直す

表示回数がゼロの記事は、中身を直しても順位は付きません。①〜④の順に、次の4つを確かめます。

  1. URL検査で、登録されているかと除外の理由を見る
  2. XMLサイトマップを送る
  3. noindexとcanonicalを確認する
  4. 既存記事から本文中のリンクを1本張り、インデックス登録をリクエストする

登録されて表示回数が付いてから、11〜30位の手順に進みます。順番を逆にすると、直した記事がGoogleに読まれないまま時間だけが過ぎます。

1〜4位から落ちた:まず外の変化を確かめる

上位にいた記事が落ちたときは、記事を触る前に⑰の3点を確かめます。コアアップデートの時期と重なっているなら、完了から1週間以上待ってから判断します。

Googleは、下がり幅が小さい場合について、すでに良い結果を出しているコンテンツに変更を加えないことを勧めています。競合が直しただけなら、こちらも上位との差分を足します。

直したあと:再クロールを依頼して4週間待つ

記事を直したら、URL検査から「インデックス登録をリクエスト」します。Googleの説明では、インデックス登録には1〜2週間程度かかり、通常は1日程度で済むこともあると書かれています。順位に反映されるのは、そのあとです。

順位を見る日を先に決めます。当社は4週間後です。その日にサーチコンソールで前後の順位とクリック数を比べ、動いていなければ位置の表に戻って別の原因を疑います。

SEOで悩みを抱えている経営者・担当者の方は、ぜひ無料相談してください。現在の集客の状況を伺い、何から手を付けるべきかをお答えします。相談は無料で、契約の義務はありません。

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効果が出るのは、既存サイトで2〜4週間・新しいサイトで半年

順位が動くまでの時間は、直した内容とサイトの状態で変わります。当社の目安は、既存のサイトで順位が付いている記事を直した場合が2〜4週間、新しいサイトが半年です。

Googleはコアアップデートの説明で、改善の効果が検索結果に現れるまで「数日で効果が出るものもありますが、サイト全体が長期的に有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツを提供しているとシステムが学習し、確認するまでには、数か月かかることもあります」と書いています。数か月経っても効果が見られない場合は、次のコアアップデートまで待つ必要があるかもしれない、とも書かれています。コアアップデートは年に数回あり、そこでサイト全体の評価が見直されます。この「数か月」はサイト全体の評価が変わるまでの時間です。すでに順位が付いている記事を1本直した場合は、もっと早く動きます。

既存サイトが早く、新しいサイトが遅い

既存のサイトで、すでに順位が付いている記事を直した場合は早いです。再クロールされてから2〜4週間で順位が動きます。Googleがそのサイトを評価する材料をすでに持っているからです。

新しいサイトは遅いです。記事が少なく、外部からのリンクも訪問の履歴もないので、評価が固まるまでに時間がかかります。最初の半年は、順位を追いかけるより記事の本数と内部リンクを増やす期間と割り切ってください。

待つ間は、次の5〜10位を直す

1本直して4週間待つのではなく、一覧の上から順に毎週1本ずつ直していけば、待ち時間は消えます。4週間後には、最初に直した記事の結果が出ています。

新しい記事を書くなら、直した記事と同じテーマで、読者が次に検索する語を選びます。⑫の「関連する記事が少ない」を、待つ間に埋めます。

3か月動かないなら、やめるのは記事ではなく見立て

3か月直し続けて表示回数もクリック数も動かないなら、原因の見立てが違っています。位置の表に戻って、別の帯の原因を疑ってください。

多いのは2つです。

  1. 11〜30位の記事に、5〜10位向けの部分修正をしていたケース
  2. 圏外の記事の中身を直していたケース

Googleも、その場しのぎの修正を避けること、コンテンツの削除は最終手段であることを書いています。

量産・被リンク購入・翌週の再修正はやらない

順位が上がらないときに、逆効果になる行動が3つあります。

記事を量産する

順位が上がらない記事を放置して新しい記事を増やしても、サイトの評価は上がりません。Googleは自己評価の項目に「コンテンツが(外部委託されるなどして)多数のクリエイターによって大量に制作されているために、または複数サイトの大規模なネットワークに拡散されているために、個々のページまたはサイトのプレゼンスが低下していませんか」を挙げています。内容の薄い記事が増えるほど、良い記事の評価も薄まります。

新しい記事は、5〜10位の記事を直したあと、同じテーマで足りない語を埋めるために書きます。本数を目標にしないでください。

被リンクを買う・自作自演する

リンクを買う、過剰な相互リンクを組む、プログラムやサービスを使って自分のサイトへのリンクを作る行為は、Googleのスパムに関するポリシーで「リンクスパム」に挙げられています。ポリシーに違反しているサイトは、掲載順位が下がったり、まったく表示されなかったりすることがあります。

被リンクは、引用される記事を書いて集めます。自分で測った数字と一次情報は、他のサイトが出典として引きます。時間はかかりますが、信頼できるリンクですし、リンクが消えることもありません。

直した翌週に順位を見て、また直す

記事を直した翌週に順位が動いていないからと、もう一度直す行動が、いちばん多い失敗です。インデックス登録だけで1〜2週間かかることがあり、翌週に見ている順位は直す前の評価のままです。

直す前と直したあとを比べられなくなり、何が効いたか分からないまま記事が崩れていきます。前の章のとおり、直したら4週間、日付を決めて待ってください。

原因の特定だけなら、当社が代わりにやります

ここまでの手順は、サーチコンソールを見られる人なら自分でできます。時間がない、原因が絞れない、3か月動いていない、のどれかに当てはまるなら、原因の特定だけを任せてください。当社が毎月自社のサイトでやっている作業を、そのまま御社のデータで回します。

SEOで悩みを抱えている経営者・担当者の方は、ぜひ無料相談してください。現在の集客の状況を伺い、何から手を付けるべきかをお答えします。相談は無料で、契約の義務はありません。

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よくある質問

Q. 検索順位が上がらないのはなぜですか?

原因は17あり、今の順位の位置で絞れます。表示回数がゼロなら、インデックス・重複・カニバリ・サイトの新しさのどれかです。11〜30位なら、競合の強さ・ページの形・検索意図・網羅性・独自性・リンク・表示速度です。5〜10位なら、上位との差とタイトルです。1〜4位から落ちたなら、アップデートか競合のリライトです。

Q. SEOの効果が出るまで何か月かかりますか?

既存のサイトで記事を直した場合は2〜4週間、新しいサイトは半年が当社の目安です。Googleは、改善の効果が現れるまで数日のこともあれば数か月かかることもあり、次のコアアップデートまで待つ必要がある場合もあると書いています。3か月動かないときは、待つのではなく原因の見立てを疑ってください。

Q. 検索順位が下がった原因は何ですか?

見分け方は3つです。Googleが公開しているランキングアルゴリズムのアップデート履歴で時期が重なっていないか、上に入った記事の更新日が最近でないか、サーチコンソールの「手動による対策」に通知がないかです。どれにも当たらなければ、一時的な変動です。アップデートと重なっている場合は、完了から1週間以上待ってから判断してください。

Q. 検索順位はどうやって決まりますか?

Googleは「クロール」「インデックス登録」「検索結果への表示」の3段階で処理し、検索語との関連性が高く品質が高いと判断したページを上位に出します。関連性は、検索した人の所在地・言語・デバイスなど多くの要素で決まります。Googleにお金を払って順位を上げることはできないと、Google自身が明記しています。

Q. 検索順位1位のクリック率はどのくらいですか?

当社の実測では、1〜4位のクリック率が7.3%、5〜10位が1.0%でした。1ページ目に入っていても、5位より下ではほとんどクリックされません。順位ごとの数字は、クリック率の章に載せています。

Q. 順位チェックツールとサーチコンソールで順位が違うのはなぜですか?

サーチコンソールの平均掲載順位は、実際に表示された結果の平均です。Googleは、検索が行われた時間・場所・デバイス・利用者の履歴によって結果が変わると書いています。一方の順位チェックツールは、決められた条件で計測した順位を返します。判断はサーチコンソールを基準にして、ツールは日々の変化を追う用途に使ってください。

Q. 自分で直すべきですか、外注すべきですか?

位置の表で原因が絞れて、上位との差分を分析して直す時間とノウハウがあるなら、自分で直せます。記事を直す手が足りない、原因が絞れない、3か月動いていない、のどれかなら外注が早いです。費用の相場はSEO対策の費用相場【2026年・39社実測】にて。

SEO全体の順番と、頼む場合の相場はSEOとは?対策のやり方を基本から解説【2026年】で解説しています。

この記事の数字はどこから取ったか

原因と直し方は、Google検索セントラルの公式ドキュメント(検索の仕組み、コアアップデート、ランキングシステムの案内、有用で信頼性の高いコンテンツの作成、スパムに関するポリシー、タイトルリンク、スニペット、リンク、URL検査ツール、検索パフォーマンスレポート)を2026年9月3日に読み、それに沿って書いています。引用箇所には原典へのリンクを付けています。

順位別のクリック率と無料ツールの予測との比較は、当社が運営するサイトのサーチコンソールから2026年5月31日〜8月29日の90日間を取得し、表示回数が推定検索数の3分の1〜3倍に収まり、平均掲載順位が10位以内の44語を集計した値です。海外の順位別クリック率は、First Page Sageが2026年版として公開している値です。

流入の8割という数字は、当社の自社メディアの直近28日間の検索クリックを、記事の公開年ごとに集計したものです。対象の207本は、すべて1年以内に更新しています。当社の手順は、クライアントのサイトと自社のサイトで実際に行っている作業をそのまま書いています。