SEOとは?対策のやり方を基本から解説|費用・期間・ツールまで【2026年】

SEOとは?対策のやり方 土台・記事・直すの3つ

SEOとは、検索した人の問いに答えてGoogleに選ばれる取り組みです。意味と仕組み、自分でやる7つの手順、効果が出るまでの期間、頼む場合の相場(39社の中央値月20万円)までを1本で解説。細かい手順は当社の記事5本に案内します。
SEOとは、検索した人の問いに他のどのページより正確に答えて、Googleに選ばれるための施策を行うことです。これにより自社の記事を上位表示させ、流入を獲得します。

 

この記事では、SEOの意味と仕組みから、対策の7つの手順、効果が出るまでの期間、頼む場合の費用までを書きます。

  • SEOとは何か、何の略か、Googleがどう順位を決めているかが分かります
  • SEO対策を何からどの順番でやるかが、7つの手順で分かります
  • 効果が出るまでの期間と、頼む場合の相場が分かります
  • AIによる概要が出る時代に、SEOがまだ要るのかが数字で分かります

当社(株式会社単刀直入)はSEO対策を提供している会社です。この記事の数字は、運営するメディアの記事200本超、SEO会社39社、SEOツール93本を調べた結果に基づきます。

SEOとは「検索した人の問いに答えて、Googleに選ばれる取り組み」

SEOとは、Googleなどの検索エンジンで、自分のサイトのページを検索結果の上位に表示させるための取り組みです。上位に出る方法は、検索した人の問いに他のどのページより正確に答えることです。Googleが検索結果に返すのは、検索語句に対して関連性が高く、高品質だと判断したページだからです。Googleに気に入られる細工をすることではありません。

SEOは何の略で、どう読むか

SEOは「Search Engine Optimization」の頭文字で、日本語では「検索エンジン最適化」です。読み方は「エスイーオー」です。

「検索エンジン最適化」という言葉どおり、サイトを検索エンジンに合わせて整えることを指します。この記事では、検索エンジンはGoogleとして書きます。

SEO対策とSEOは同じ意味

「SEO対策」と「SEO」は同じ意味で使われています。SEOという言葉自体が「最適化」という行為を含んでいるので「対策」を付けると重なりますが、日本ではSEO対策という言い方の方が広く使われています。この記事でも両方を使います。

なぜ上位に出る必要があるか

上位に出る必要があるのは、検索した人が見るのは1ページ目の上の数件だけだからです。当社が運営するメディアの記事で、順位ごとのクリック率をサーチコンソールで調べました。結果は、1位が18.2%、2位が5.7%、3〜4位が2.2%、5〜10位が0.6%、11〜20位が0.5%です。集計期間は2026年6月3日〜9月1日の90日間、対象は表示が30回以上あったページと検索語の組み合わせ4,865件です。

検索順位ごとのクリック率。1位18.2%、2位5.7%、3〜4位2.2%、5〜10位0.6%、11〜20位0.5%。1位以外は急に落ちる

同じ1ページ目でも、5位より下は画面の下にあって、ほとんど見られていません。目標は2段階です。

  1. まず4位以内に入ること。当社の集計では、4位以内に入って初めて無料ツールの予測どおりのアクセスになりました。
  2. そのうえで、狙いは常に1位です。1位と3〜4位では、クリック率にさらに8倍の差があります。

クリック率の水準は、扱うテーマや会社名で検索される量、AIによる概要の有無で変わります。海外の調査会社First Page Sageが公開している順位別クリック率は1位39.8%、2位18.7%で、当社より高い水準です。1位だけが突出して、下に行くほど急に落ちる形は同じです。

広告との違い

検索結果の一番上に出る「スポンサー」の枠は広告で、SEOとは別のものです。広告は出稿すれば今日から表示され、止めた瞬間に消えます。SEOは順位が付くまでに時間がかかりますが、掲載そのものに費用はかかりません。かかるのは、記事を修正・改善し続ける手間です。その手順は、検索順位が上がらない17の原因と対策【2026年】にまとめています。

もう1つの違いは、SEOの順位はお金で買えないことです。Googleは、クロールの頻度や掲載順位を上げるために金銭を受け取りません。「Googleと特別な関係がある」「必ず1ページ目に出す」と言う業者は、この時点で怪しいと判断できます。広告代理店の費用と頼み方は、リスティング広告運用代行の費用相場【2026年・44社実測】で解説しています。

Googleが順位を決める仕組み

Googleは、ウェブを自動で巡回して見つけたページを保存し、検索されたときにその中から順位を付けて表示しています。順位が決まるまでの流れは、次の3段階です。

Googleが順位を決めるまでの3段階。クロール、インデックス登録、検索結果への表示と、それぞれでつまずく所

クロール、インデックス登録、検索結果への表示の3段階

まずクロールです。Googlebotというプログラムがウェブを巡回し、新しいページや更新されたページを見つけます。新しいページは、すでに知っているページのリンクをたどって見つかります。サイトマップを送っておくと、見つかりやすくなります。サイトマップは、サイト内のページの一覧をGoogleに伝えるファイルです。やり方は、WordPressのSEO対策【2026年】に書いています。

次にインデックス登録です。見つけたページの内容を読み、Googleのデータベースに保存します。同じ内容のページが複数あるときは、代表するページが1つ選ばれます。同じ記事を2本作ると、検索結果に出るのは基本的にどちらか1本です。

最後が検索結果への表示です。検索語句が入力されると、保存したページの中から、関連性が高く品質が高いと判断したページを順に表示させていきます。

何で順位が決まるか

Googleが順位を決める要素は公開されていません。Googleの仕組みは、ランキング操作が目的のコンテンツではなく、ユーザーの役に立つことを目的にしたコンテンツを上位に掲載するように設計されています。

評価の目安になる質問は、たとえば次の3つです。

  • 独自の情報、レポート、研究または分析の結果を提示しているか
  • 特定のトピックに実質的な内容を伴う詳細な説明があるか
  • 他のソースを参考にした場合、単なるコピーではなく付加価値とオリジナリティを示しているか

経験、専門性、権威性、信頼性をまとめてE-E-A-Tと呼びます。中でも信頼性が最も重要です。E-E-A-Tそのものが順位の要因なのではなく、信頼できるページを見分けるための指標の組み合わせをまとめてそう呼んでいます。

重要でない3つの項目

逆に、重要でない項目もあります。次の3つです。

  1. メタキーワードは、Googleは使っていない
  2. 同じ言葉の繰り返しは、ユーザーをうんざりさせるだけで、スパムポリシーに違反する
  3. ドメイン名やURLの中のキーワードは、順位にほとんど効かない

検索した言葉をそのままページに書く必要もありません。Googleの言語マッチングシステムが、ページとさまざまな検索語句との関連性を把握するからです。古い教科書にある「キーワードを何回入れる」という作業は、いまはやらなくて済みます。

SEO対策は3つに分かれる(全体像)

SEO対策は、記事、土台、外からの評価の3つに分かれます。SEO会社の記事ではコンテンツSEO、内部対策(テクニカルSEO)、外部対策と呼ばれるものです。3つの役割と、どれに時間をかけるかを先に決めておくと、やることが散らかりません。

SEO対策は土台(内部対策)・記事(コンテンツSEO)・外からの評価(外部対策)の3つに分かれる。順番は土台→記事→外からの評価

記事(コンテンツSEO)=読者の問いに答える記事を作る

コンテンツSEOとは、読者の問いに答える記事を作り、検索から人を集める取り組みです。狙う言葉を1つ決め、その言葉で検索した人が知りたいことに答える記事を書き、公開後に直します。3つの中で最も時間がかかる、けれども最も順位に影響します。記事の書き方は、SEO記事の書き方7つの手順【2026年】で解説しています。

土台(内部対策・テクニカルSEO)=Googleに正しく読ませる設定

内部対策とは、Googleがサイトを正しく読めるように整える設定です。httpsにする、URLを分かりやすくする、サイトマップを送る、検索結果に出したくないページにnoindexを付ける、表示速度を落とさない、といった作業です。一度整えれば済むものが大半です。内部対策の20項目と確かめ方は、SEO内部対策とは?やるべき20項目チェックリストと優先順位【2026年】をご覧ください。設定の一覧は、WordPressのSEO対策【2026年】にまとめています。

外からの評価(外部対策・被リンク)=自然に集まるもので、買わない

外部対策とは、他のサイトから自分のサイトへのリンク(被リンク)を集めることです。Googleはリンクを、ページの関連性の判断とクロールに使います。ただし、集め方には決まりがあります。リンクを買うこと、自分で作った別サイトから張ること、大量の相互リンクは、リンクスパムに当たります。

自然に集まる被リンクは、引用したくなる情報を持つ記事に付きます。自分で集めた数字、自分で試した結果、公式に問い合わせて分かったことなど、他にはない情報が引用の対象になります。当社は、外部対策を良い記事を書いた結果としてついてくるものと考えていて、先に追いかけません。

当社の優先順

当社は、土台(内部対策)を最初の1時間で済ませ、残りの時間を記事(コンテンツSEO)に使い、被リンク(外部対策)は追いかけません。土台は一度整えれば作業の必要がなく、被リンクを自分で増やしにいくとスパムポリシーの側に寄るからです。記事だけが、書けば書くほど、直せば直すほど積み上がります。

順番も同じです。土台が整っていないサイトで記事を書いても、Googleに読まれないことがあります。記事が無いサイトに被リンクは付きません。土台、記事、外からの評価の順に進めます。

SEO対策のやり方 7ステップ

SEO対策は7つの手順で進めます。

①サイトの土台を整える

最初に、Googleがサイトを正しく読める状態にします。サーチコンソールにサイトを登録し、https、URL、サイトマップ、noindexの設定を整えます。記事を書く前に済ませておきます。WordPressなら、最初にやる設定は8つです。1時間あれば終わります。設定の場所と確認のしかたは、WordPressのSEO対策【2026年】に一覧でまとめました。

②狙う言葉を1つ決める

記事1本につき、狙う言葉を1つ決めます。決めたら、キーワードプランナーで月に何回検索されているかを測り(使い方はSEOツールおすすめランキングTOP93【2026年】に書いています)、その言葉で上位に出ている10本の顔ぶれを見ます。国や自治体の公式サイトやツール本体で上位が埋まり、自社と同じ立場の会社が1本も入っていない言葉は後回しにし、同じ立場の会社の記事が現に並んでいる言葉から手を付けます。

キーワードの選び方は、SEOキーワード選定のやり方6ステップ【2026年】をご覧ください。

③記事を書く

検索した人の問いに、上位の記事より正確に答える記事を書きます。上位10本に入っている項目を落とさず、自社にしか書けない情報を1つ足し、結論から書きます。書き上げたら、タイトル、description、見出し、画像のaltの4か所に狙う言葉を1回ずつ入れます。本文の中で繰り返す必要はありません。

文字数を目標にするのは良くありません。「読者の問いに全部答えるのに必要な分だけ」書きましょう。当社の記事203本を調べても、文字数を増やすほど順位が上がる関係はありませんでした。またタイトルは先頭30字が勝負です。そこに狙う言葉がある記事と無い記事では、同じ順位でもクリック率が2倍以上違いました。文字数の目安、タイトルの付け方、書く手順は、SEO記事の書き方7つの手順【2026年】に詳しく書いています。

④公開してサーチコンソールに登録し、3か月待つ

公開したら、サーチコンソールからインデックス登録をリクエストします。そのあとは順位が動くのを待ちます。目安は3か月です。変更が反映されるまでには数時間から数か月かかるので、数週間は待ってから確認します。3か月たったら、サーチコンソールで狙った言葉の順位とクリック数を見ます。表示回数がゼロのときは、記事の中身ではなく①の設定に原因があります。

⑤5〜10位で止まっている記事から直す

順位が付いたら、5〜10位で止まっている記事から直します。この帯の記事は、上位5本にあって自分に無い項目を足せば動きます。当社の集計では、5〜10位の記事に来るアクセスは予測の5分の1しかなく、4位以内に入って初めて予測どおりになりました。5〜10位は「あと少し」ではなく「ほとんど来ていない」位置です。11位より下の記事や、表示されない記事は原因が別にあります。順位ごとの原因の切り分けは、検索順位が上がらない17の原因と対策【2026年】で解説しています。

⑥同じテーマの記事を増やして、内部リンクで束ねる

同じテーマの記事を増やし、全体像を書いた記事と各論の記事を互いにリンクします。新しいページは既知のページのリンクをたどって見つかるので、サイト内のすべてのページに、同じサイトの別のページから少なくとも1つリンクを張ります。SEOの全体像の記事から費用やツールの記事へ、費用やツールの記事から全体像の記事へ、行き来できる形です。

⑦被リンクは「引用されるもの」を作って待つ

買ったリンクや自作自演のリンクはスパムポリシーの対象で、リンクのトラフィック対策を宣伝する業者は避けます。引用したくなる数字や実例を記事に入れれば、他のサイトが出典として名前を挙げる理由になります。当社の被リンクも、そうして付いたものです。被リンクの増やし方は、被リンクとは?SEO効果と良質な被リンクの増やし方4手順【2026年】をご覧ください。

SEOで悩みを抱えている経営者・担当者の方は、ぜひ無料相談してください。現在の集客の状況を伺い、何から手を付けるべきかをお答えします。相談は無料で、契約の義務はありません。

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効果が出るまでの期間

SEOの効果が出るまでの期間は、サイトの状態で変わります。そこから順位が落ち着くまで、さらに時間がかかります。初月の結果で判断する投資ではありません。

既存サイトは2〜4週間、新しいサイトは半年

すでに記事があり、Googleに評価されているサイトでは、記事を直してから2〜4週間で順位が動き始めます。新しいサイトは、Googleがサイト全体を評価するまでに時間がかかり、半年は見ておきます。Googleの公式の目安は「変更が反映されるまで数時間から数か月」という幅だけです。2〜4週間と半年は、当社の実績からの目安です。

昔に書いた記事がずっと働く

時間はかかりますが、記事は長く働きます。当社が運営するメディアでは、2年以上前に公開した記事が、今年公開した記事と同じだけクリックを生んでいます。1本あたりの28日間のクリック数は、2024年公開の102本が22.2、2025年公開の68本が18.3、2026年公開の37本が24.2でした。集計期間は2026年7月29日〜8月25日です。対象は、その時点で検索表示のあった207本です。すべて1年以内に手を入れている、という前提付きの数字です。

やめ時の判断

順位が付いているのに3か月順位が動かないなら、原因が記事の中身ではない可能性があります。やめる前に、検索順位が上がらない17の原因と対策【2026年】で位置ごとの原因を一度通してください。

SEOにかかる費用

SEOにかかる費用は、自社でやるなら担当者の時間、SEO会社に頼むなら月5万円から90万円です。同じ「SEO対策」という名前でも中身が違うので、金額だけで比べずに、何をどこまでやるかを揃えて比べます。

自社でやる場合にかかるのは担当者の時間

自社でやる場合、お金はほとんどかかりません。土台の設定はWordPressの標準機能と無料のプラグインで足り、検索数を測るツールも無料のモノが揃っています(SEOツールおすすめランキングTOP93【2026年】で紹介しています)。ただ、かかるのは時間です。記事1本につき、上位10本を読み、自社の情報を集め、書いて、公開後に3か月ごとに直す時間が要ります。特に重要なのは自社情報集めですが、例えば当社が記事1本のために自社の数字を集めたときは、それだけで半日かかりました。この時間を本業から捻出できるかが、自社でやるか頼むかの分かれ目です。

頼む場合の相場は月20万円が中央値

SEO会社に頼む場合の相場は、当社がSEO会社39社の公式サイトを調べた結果、月額のコンサルティングは月5万円から90万円で、コンサルティングの金額を公開している14社の中央値は月20万円でした。記事制作を代行に出すと、1本1.5万〜10万円です。詳しくは、SEO対策の費用相場【2026年・39社実測】に書いています。

SEO業者の選び方

聞くべき質問は、次の3つです。

  1. 過去の作業のサンプルと成功事例
  2. Google検索の基本事項への準拠
  3. 期待される結果と、その時期、測り方

 

業者選びで注意する点も3つあります。

  1. SEO監査の提案を受けたら、サーチコンソールへの読み取り権限のみを付与する
  2. 「変更を行うことで検索結果の最初のページに必ず表示される」と言う業者は避ける
  3. 掲載順位を保証する業者や、Googleとの特別な関係を強調する業者に注意する

当社もこの文書のとおり、順位の保証はしません。

SEO対策でやってはいけないこと

やってはいけないことは、キーワードの詰め込み、リンクを買うこと、記事の大量生成、順位を保証する業者に頼むことの4つです。どれも、順位を上げるためにやったことが、順位を下げる方向に働きます。どの行為が対象かは、Googleのスパムに関するポリシーで決まっています。

キーワードの詰め込み・隠しテキスト

同じ言葉を不自然なほど繰り返すこと、都市名や電話番号を羅列すること、背景と同じ色の文字でキーワードを隠すことは、キーワードの乱用と隠しテキストに当たります。狙う言葉は、タイトル、見出し、冒頭、画像の説明に1回ずつで足ります。数を増やしても順位は上がりません。

被リンクを買う・自作自演する

ランキング操作を目的としたリンクの売買、大量の相互リンク、自動化されたプログラムによるリンク作成は、リンクスパムです。SEO業者にリンクする必要も一切ありません。「被リンクを◯本付けます」という売り文句は、この項目に当たります。

記事を大量生成する(AIを含む)

検索ランキングの操作を主な目的として、ユーザーにとって価値のないページを大量に作ることは、大量生成されたコンテンツの不正使用に当たります。生成AIで作ったかどうかは問われません。評価の対象は、作成方法ではなく内容です。当社がAIを使うときは、自分の情報を渡して書かせ、数字と固有名詞は人が確かめています。AIに任せる工程と人がやる工程の分け方は、SEO記事の書き方7つの手順【2026年】に書いています。

順位を保証する業者に頼む

「必ず1ページ目に出す」と約束する業者は避けてください。順位はGoogleが決めるもので、誰にも保証できません。保証を口にする業者は、上の3つのどれかをやっている可能性があります。

AI時代のSEO(AIによる概要・AIモード)

検索結果の上にAIによる概要が出るようになっても、SEOでやることは変わりません。4位以内にいる記事はクリックされていて、AI向けの特別な最適化は不要だからです。AIモードは、検索結果の中でAIと対話しながら調べられる機能です。

AIによる概要が出ても、1ページ目の上はクリックされる

検索順位ごとのクリック率。1位18.2%、2位5.7%、3〜4位2.2%、5〜10位0.6%、11〜20位0.5%。1位以外は急に落ちる

最初の章で見た順位別のクリック率(1位18.2%、5〜10位0.6%)は、AIによる概要が広がったあとの2026年6月から9月の数字です。AIによる概要が出る言葉に限った集計ではありませんが、この期間でも上位の記事にはクリックが残っています。

一方で、5〜10位はほとんどクリックされていません。AIによる概要と広告の分だけ、画面の下に押し出される記事は読まれにくくなりました。AI時代のSEOは、上位に入る記事とそうでない記事の差が広がる、という形で影響があります。

AI向けの特別な最適化は不要

AIによる概要やAIモードのための特別な最適化は不要で、これまでのSEOの基本が引き続き重要です。AIによる概要に参照リンクとして表示される条件も、ページがインデックスに登録されていること、検索結果に見出しと説明文が表示されること、検索の技術要件を満たしていることの3つだけで、追加の要件はありません。

LLMO・GEO・AEOという言葉の扱い

AI検索向けの最適化を、AEO(回答エンジン最適化)、GEO(生成エンジン最適化)、日本ではLLMO(大規模言語モデル最適化)といった名前で売る業者が増えています。ただ、本質は同じです。

生成AI検索でもSEOは引き続き有効です。AEOやGEOの名で提案される「ハック」の多くは効果がなく、llms.txtのような特別なファイル、コンテンツを細かく分ける「チャンク化」、AI向けの書き換え、構造化データへの過度な注力は、Google検索では無視されます。当社の結論は、名前が変わってもやることは同じで、検索した人の問いに自分の情報で答える記事を書き、4位以内、できれば1位に入ることです。

SEOに必要なツールは4つ

SEOに必要な最低限ツールは4つで、全部無料です。

  1. サーチコンソール:自分の記事がどの言葉で何位にいて、何回クリックされたかをGoogleの実数で見る。手順④と⑤はこれだけでできる
  2. アナリティクス:訪問した人がどのページを見て、問い合わせたかを見る
  3. キーワードプランナー:狙う言葉が月に何回検索されているかを測る。手順②で使う
  4. ラッコキーワード:狙う言葉と一緒に検索される言葉や、検索窓に出る候補を集める

有料ツールは、この4つでできない作業が出てきてから検討します。SEOツールおすすめランキングTOP93【2026年】で比較してるので、ぜひご覧ください。

SEOで悩みを抱えている経営者・担当者の方は、ぜひ無料相談してください。現在の集客の状況を伺い、何から手を付けるべきかをお答えします。相談は無料で、契約の義務はありません。

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よくある質問

Q. SEOは何の略ですか?

Search Engine Optimizationの略で、日本語では検索エンジン最適化です。読み方は「エスイーオー」です。

Q. SEO対策とSEOは違うものですか?

同じ意味です。日本では「SEO対策」という言い方が広く使われています。

Q. SEO対策は自分でできますか?独学で勉強できますか?

順番とGoogleの公式文書が分かれば、進められます。ただし、時間がかかるのは記事を書いて直す工程です。記事1本ごとに、上位10本を読み、自分にしかない情報を集め、公開後3か月ごとに直す作業が要ります。この時間を本業から割けないなら、記事の工程だけ頼むのが現実的です。

Q. 効果はいつ出ますか?

既存サイトは記事を直してから2〜4週間、新しいサイトは半年が動き始めの目安です。順位が落ち着くまでは3か月単位で見ます。

Q. SEO対策の費用はいくらですか?

SEO会社に頼むと、月額のコンサルティングは月5万円から90万円で、公開している会社の中央値は月20万円、記事制作は1本1.5万円から10万円です。詳しくはSEO対策の費用相場【2026年・39社実測】にまとめました。

Q. リスティング広告とSEOはどちらがいいですか?

急ぐならリスティング広告、積み上げるならSEOです。広告は出稿した日から表示され、止めると消えます。SEOは順位が付くまで時間がかかり、付いたあとは掲載そのものに費用をかけずに流入が続きます。広告の費用感は、リスティング広告運用代行の費用相場【2026年・44社実測】で解説しています。

Q. SEOとMEOは何が違いますか?

SEOはGoogleの検索結果、MEOはGoogleマップの検索結果で上位を狙う取り組みです。どちらが先かは、商圏・客単価・予算の3つで決まります。判断のしかたは、SEOとMEOの違いとは?に書いています。

Q. SNSやYouTubeとSEOはどちらを優先すべきですか?

検索して探す人がいる商材はSEO、見て知ってもらう商材はYouTubeやSNSです。費用の相場はYouTube運用代行の費用相場【2026年・28社実測】とインスタ運用代行の費用相場【2026年・39社実測】に書いています。

Q. SEOはどんな仕事ですか?

狙う言葉を決め、記事を書き、順位を見て直す仕事です。会社によってはサイトの設定や被リンクの獲得も含みます。この記事の7つの手順が、そのまま仕事の中身です。

Q. SEOはもう意味がないと言われるのはなぜですか?

AIによる概要が検索結果の上に出て、クリックされにくくなった言葉があるからです。ただし、当社の集計では、AIによる概要が広がったあとの2026年6〜9月でも、1位の記事はクリック率18.2%でした。落ちたのは5位より下で、上位と下位の差が広がった、というのが実態です。生成AI検索でも、SEOは引き続き有効です。

参考資料と数字の出所

SEOの定義、仕組み、評価の条件、業者の選び方は、次のGoogle検索セントラルの公式文書に沿って書いています。

順位別のクリック率、文字数と順位、タイトルとクリック率、記事の公開年ごとのクリック数は、いずれも当社が運営するメディアの記事をサーチコンソールで集計した数字です。文字数の集計は同じテーマの記事203本、公開年ごとの集計は執筆時点で表示のあった207本が対象で、集計の方法はSEO記事の書き方7つの手順【2026年】の末尾に書いています。海外の順位別クリック率は、First Page Sageの2026年版の公開値です。5〜10位のアクセスが予測の5分の1という数字は、検索順位が上がらない17の原因と対策【2026年】で、表示が安定した44語について無料ツールの予測とサーチコンソールの実数を比べたものです。